sdwanでリソースを活かしてネットワークを活用

sdwanとは仮想的なネットワークの技術とコンセプトを示す言葉です。sdwanは物理的なネットワークに上に仮想ネットワークとして構築され、ソフトウェアによって管理されます。sdwanの構築にはWANが活用されるのが特徴で、WANは離れた地点を繋ぐことができるネットワークとなっています。例えば日本とアメリカなど物理的に離れた場所をWANで繋げば、グローバルな通信もスムーズに行うことができるでしょう。

海を越えた通信にも利用できるため、様々な場所で活躍している技術です。離れた拠点同士を繋げるWANは便利な一方でコストが高く、多くのリソースが必要になるなどの課題があります。WANを使って日本の本社とアメリカの支社をネットワークで繋げようとしても、実現自体は可能であるものの多くのコストがかかります。すべての拠点に多大なリソースをかけて構築していてはコストが嵩んでしまうでしょう。

そこでsdwanを利用することでリソースの削減を行います。sdwanは複数の回線から最適なものを選択できる、専任の技術者がいなくても遠隔で管理ができる、各拠点に設置されたネットワークの管理が容易などのメリットが数多く存在しています。人員を含め、すでにあるリソースを活かしながら構築していくことが可能です。例えば離れた本社にいるシステム担当者が通信回線や状態について把握することで、外部からの侵入や不正アクセスにも素早く対処することができるでしょう。

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