今時のビジネスでは、ネットワークやインターネットを使わずに運用することは難しいでしょう。その上で気をつけたいのが外部からの脅威です。不正アクセスなどによって情報を漏洩されることや破壊されるようなことが起こりえます。また、パソコン自体を使えないようにして支払いを要求するようなランサムタイプの脅威も増え続けています。
このようなことが発生してからでは、対応は後手に周り、完全に元に戻すことは不可能になります。そうならないために秘湯なのはファイアウォールです。ファイアウォールは、インターネットからパソコンまでの通信の間に設置されるセキュリティツールです。防火扉を意味するツールは、外部からの脅威を防ぐ扉となります。
まずは組織のネットワークがインターネットと繋がる入り口に設置して外部との遮断を行います。ここで第一の扉の役割として、安全な通信だけを通過させるようにすることです。次にもうひとつファイアウォールを設置して内部のネットワークの入り口に扉を設けます。これは外部に不適切な状況でデータを出さない役割もありますl。
このように2つの扉に挟まれた環境は、内部からも外部からも隔離されるので、この中継地点にサーバーなどを設置すると安心です。こうすることによって内部からも外部からもフィルターを通過したアクセスしかサーバーに届かないことになります。あとはファイアウォールの設定を適切に行うことで利便性を下げないようにして、セキュリティレベルを上げることが可能です。